★トップページ★ 近日点の移動 マックスゥエル マイケルソンとモーレー 光行差 c-vcosθ[m/s] 物質の収縮 自然哲学 物質の変化速度 静止系発見 光速度不変の要請 逆変換 レーザー装置 速度の加法則 横ドップラー効果 時空間の主観的変化 ローレンツ収縮 物質とエネルギー< 重力の方程式 慣性質量と重力質量 リングレーザージャイロ装置 エネルギーと速度 光時計 同時性の相対性 ウラシマ効果 定常宇宙論 物質波 光と重力

重力の働く仕組みと重力方程式の導出

T.重力波とは

0波=重力波を交換します

 物質は超ひもの振動である。本来、物質波は光速で超ひもの網の上を伝わります。それを妨げている抵抗があります。この宇宙は超ひもとその振動で表現される為、その抵抗も超ひもの振動です。物質波と抵抗波は逆の振動です。一本の超ひもに双方が伝わると打ち消しあって消えます。この状態を0波と表現します。しかし、消滅する訳ではなく、0波は抵抗波と物質波とに分かれる事が出来ます。0波が重力波です。


U.物質とエネルギーの交換式

 物質αの物質波は、抵抗波がなければ3次元方向へ速度c[m/s]で伝わります。半径c[m/s]の球体の表面に広がりながら伝わります。その表面積は
S=4πc2
であるので、質量をmgとすると、そのエネルギーは
E=4πmc2
と表すことが出来ます。エネルギーは、物質をどれだけ移動させるかで表現されます。mgの物質がエネルギーに変わると、丁度mgの物質を静止させている抵抗波を消すことが出来ます。そうして、他のmgの物質を4πc2移動させることが出来るのです。

V.物質の動く理由

 超ひもの振動は光速で伝わります。物質波と抵抗波の合体した0波は振動ではないので、瞬時に伝わることが出来ます。従って、光速では数年も掛かる銀河系全体にも、瞬時に重力は働いており、それは美しい渦状となっています。
 0波は他の物質βに到達すると、再び抵抗波と物質波とに分かれます。物質αとβは、ごく短時間で0波を交換し合います。物質αとβは、0波に含まれている物質波を交換し合い、その量は減少することはありません。
 αにある他の抵抗波が、白で表した位置に伝わる暇を与えない程、極短時間でαとβ間で0波に含まれる抵抗波を交換し合うと、同一の抵抗波を共有する様になります。その抵抗波がαにある時間は1/2秒、βにある時間も1/2秒となります。お互いに、1/2秒間抵抗波の無い時間が生じる為、αとβは相手の方向へ伝わります。

W.物質が発する0波の数

 今、mgの物質αとngの物質βとがあり、双方はX[m]離れているとします。一つの物質波が抵抗波と合体し、1秒間にp個の0波を発するとします。1つの物質波は、直径a[m](a×原子核を構成する物質波の数=原子核の直径=(10^-10)m)以内に近づいた0波を吸収します。
mgの物質αが、t秒間に発する0波の数は
smpt個(s=1gの物質が含む物質波の数)

X.物質間で交換される0波の数

4πc^2に広がります

 mgの物質は、抵抗波がなければ、1秒間に半径cの球体の表面である
S=4πc2
に広がろうとします。このエネルギーは、負のエネルギー(物質を動かすエネルギーに対する概念であり、物質の動きを止めるエネルギーを言う)であるH波と合体し、0波となり伝わります。従って、その物質波のエネルギーは
E=4πmc2
抵抗波の負のエネルギーは
E'=-4πmc2
となります。エネルギーは物質をどれ位動かせるかで表されます。mgの物質がエネルギーに変わると、mgの物質の動きを止めている抵抗波を打ち消すことが出来、他のmgの物質は4πc2移動することが出来ることが分かります。
従って、1秒間に放出される0波について
0波のエネルギー=E+E'=4πmc2-4πmc2= smp個×0=0
が成立します。


 半径X[m]の円の表面積は、
S'=4πX2平方[m]
ngの物質βが、重力波を受け取ることの出来る面積Aは、
A=π(a2)sn平方[m]
 従って、mgの物質αからt秒間に発せられた0波の内、X[m]離れたngの物質βに吸収されるのは、
@(smpt)(π(a2)sn)/( 4πX2)個
です。

 今度は、物質β側から考えます。物質βがt秒間に発する0波の数は、
snpt個
半径X[m]の円の表面積は上記の通り、
S'=4πX2平方[m]
mgの物質αが、重力波を受け取る面積は、
B=π(a2)sm平方[m]
 従って、ngの物質βからt秒間に発せられた0波の内、X[m]離れたmgの物質αに吸収されるのは、
A(snpt)(π(a2)sm)/( 4πX2)個
です。
@=A(γとする)であり、物質αとβは同量の0波を交換し合い、抵抗波を共有することにより、お互いに抵抗波が1/2の時間消えるので、両者は近づくこととなります。

Y.重力方程式

 共有される負のエネルギーは
E'=-(4πmc2)πna2/4πX2=-(πa2c2)(mn/X2)=イ
です。これだけ物質は動けるので、その重力エネルギーは
イ×-1=(πa2c2)(mn/X2)=G(mn/X2) (G=重力定数)
です。これで、重力エネルギーは、質量の積に比例し、距離の2乗に反比例することが分かります。

物質の移動する仕組み

物質はこれだけ進みます

 光は移動エネルギーを得ると、広がって進む。光同士は引力が働かない為、そのまま広がりながら光速で伝わります。
物質は、お互いに4つの力で引き合っています。物質は、移動エネルギーを得て動き始めると、広がろうとします。しかし、引き合う4つの力により広がることは抑えられ、物質は元の大きさを保っています。その為、移動しようとする力に対して、物質が広がるのを抑える力は、ブレーキとして働きます。

 今、図の通り物質がH粒子に囲まれ静止しています。物質に移動エネルギーを加えます。移動エネルギーは、左側のH粒子にはそのまま伝わり、お互いに消えます。そして左方向へ物質波は、c[m/s]で伝わろうとします。
 上方に向くに従って、エネルギーがH粒子に伝わる量は減少し、H粒子が消える割合は少なくなります。真上のH粒子は全く消えません。
 上方へ向くに従って、物質波の伝わる速度は、残ったH粒子に妨げられ遅くなります。この結果、物質波は直径c[m/s]で広がろうとします(詳細は下記を参照下さい)。しかし、物質同士引力により引き合い元の大きさを保ちます。お互いに引き合って元の大きさに戻るので、その戻る位置はc[m/s]よりも手前となります。これで、引力がブレーキとなっていることが分ります。

Z.物質の広がろうとする形

球体の表面に広がります

 詳細な図を用いて調べます。mgの物質αは移動エネルギーを吸収します。移動エネルギーはRにあるH粒子と打ち消し合います。RにあるH粒子の内v/cを消すと、物質波はP方向へv[m/s]で伝わろうとします。v/cのH粒子を消すには
E=2πmv2
が必要となります。

O→R方向は、移動エネルギーがそのままH粒子に伝わり、v/cの割合のH粒子が消され、物質波はv[m/s]で伝わろうとします。
O→I方向(∠(π-θ))は、移動エネルギーはOH/ORしか伝わりません。
OH:OR=OI:OS、OR=OI,sinθ=OS/OR= OS/OI=OR/OH
従って、∠(π-θ)方向のH粒子はvsinθ/cの量が消されます。すると、物質波は∠(π-θ)方向へ、vsinθ[m/s]伝わることとなります。OQ= vsinθ[m/s]なので、物質波は直径vの球状に広がることが分ります。


 直径vの球体の表面積Sは
S=πv2
です。一旦、この大きさに広がった物質が引き合い、U位置に収縮しβとなると考えます。Uの位置はどこでしょうか。OとPの位置の物質のみで考えます。P位置の物質はv2のエネルギーを持ちます。O位置の物質のエネルギーは0です。この2つが引き合うと、それぞれが持つエネルギーは(v2)/2となります。速度はエネルギーの平方根に等しいので、その速度はv/√2[m/s]となります。よって、Uの位置はv/√2[m/s]であり、粒子同士が引き合うブレーキにより、速度v[m/s]より減速されています。

[.物質の進む速度

 この様に、2πmv2のエネルギーが加わると、物質全体はv/√2[m/s]で移動する様になります。速度vになる為には、更に2πmv2のエネルギーが必要です。そうすると、物質は表面積2πmv2の球体の表面に広がろうとします。この球体の直径は√(2)vです。よって、Uの位置は
√(2)v/√(2)=v[m/s]
となります。

2πmv2のエネルギーが加わった物質全体は、一旦v/√2[m/s]で移動する様になります。その移動する物質全体を、2πmv2のエネルギーは更に加速します。物質は、一度移動エネルギーを得ると、序々に加速して行き光速に至ろうとします。しかし、その2πmv2の加速は、物質が広がるのを抑える引力と言う等量のブレーキにより減速されます。こうして物質は、一定速度v[m/s]を保ちます。

 速度v[m/s]の物質のエネルギーは4πmv2であり、速度U[m/s]の物質のエネルギーは4πmU2です。従って
速度v[m/s]の物質のエネルギー:速度U[m/s]の物質のエネルギー=v2:U2
であることが分かります。

引力による速度

 mgの物質が速度vを出すには、4πmc2のエネルギーが必要であることが分かりました。重力により生じる移動エネルギーは
E=(πa2c2)(mn/X2)= 4πmn( a2c2/(2X)2)
この重力エネルギーは物質αとβに等しく分けられるので
αに働くエネルギー=2πmn( a2c2/(2X)2)= 4πm{ (ac√(n))/(2√(2)X))}2
従って
αの速度=ac/√{(2n)2X}[m/s]
となります。同様に計算して
βの速度=ac/√{(2m)2X}[m/s]
となります。

\.高速移動に伴う引力の変化

球体の表面に広がります

 αとβは、0波を交換し合うことにより抵抗波を共有します。1/2の時間抵抗波が消えるので、お互いの方向へ物質波αとβは伝わることが出来ます。光速物質は物質波が移動波を含んだものです。移動波は次々と抵抗波を打ち消して行きます。そして物質波は、移動波の進む方向へ伝わることが出来ます。移動波は、1つの抵抗波と一緒になり抵抗を打ち消します。その間物質波は伝わることが出来ます。

 移動波は抵抗波と別れ、次の抵抗波と一緒になります。そうして物質波は次々と伝わって行きます。光速物質は抵抗波と移動波と物質波が一体となったものです。この状態では0波ではないので他の物質と抵抗波を交換し合い共有することは出来ません。従って、光速物質になると引力は働かなくなります。


 物質αのエネルギーは
E=4πmc2
です。速度vで移動させる為に必要なエネルギーは
E'=4πmv2
です。従って物質の内v2/c2は光速物質となっていて移動しようとし、残りの1-v2/c2が静止物質であり引力を生じます。従って、物質αが速度vで移動すると、
α物質の内の静止物質(1-v2/c2)mg
β物質の内の静止物質ng
間で、0波を交換し合い引力を生じることとなります。