物質は超ひもの振動である。本来、物質波は光速で超ひもの網の上を伝わります。それを妨げている抵抗があります。この宇宙は超ひもとその振動で表現される為、その抵抗も超ひもの振動です。物質波と抵抗波は逆の振動です。一本の超ひもに双方が伝わると打ち消しあって消えます。この状態を0波と表現します。しかし、消滅する訳ではなく、0波は抵抗波と物質波とに分かれる事が出来ます。0波が重力波です。
mgの物質は、抵抗波がなければ、1秒間に半径cの球体の表面である
S=4πc2
に広がろうとします。このエネルギーは、負のエネルギー(物質を動かすエネルギーに対する概念であり、物質の動きを止めるエネルギーを言う)であるH波と合体し、0波となり伝わります。従って、その物質波のエネルギーは
E=4πmc2
抵抗波の負のエネルギーは
E'=-4πmc2
となります。エネルギーは物質をどれ位動かせるかで表されます。mgの物質がエネルギーに変わると、mgの物質の動きを止めている抵抗波を打ち消すことが出来、他のmgの物質は4πc2移動することが出来ることが分かります。
従って、1秒間に放出される0波について
0波のエネルギー=E+E'=4πmc2-4πmc2= smp個×0=0
が成立します。
半径X[m]の円の表面積は、
S'=4πX2平方[m]
ngの物質βが、重力波を受け取ることの出来る面積Aは、
A=π(a2)sn平方[m]
従って、mgの物質αからt秒間に発せられた0波の内、X[m]離れたngの物質βに吸収されるのは、
@(smpt)(π(a2)sn)/( 4πX2)個
です。
今度は、物質β側から考えます。物質βがt秒間に発する0波の数は、
snpt個
半径X[m]の円の表面積は上記の通り、
S'=4πX2平方[m]
mgの物質αが、重力波を受け取る面積は、
B=π(a2)sm平方[m]
従って、ngの物質βからt秒間に発せられた0波の内、X[m]離れたmgの物質αに吸収されるのは、
A(snpt)(π(a2)sm)/( 4πX2)個
です。
@=A(γとする)であり、物質αとβは同量の0波を交換し合い、抵抗波を共有することにより、お互いに抵抗波が1/2の時間消えるので、両者は近づくこととなります。
光は移動エネルギーを得ると、広がって進む。光同士は引力が働かない為、そのまま広がりながら光速で伝わります。
物質は、お互いに4つの力で引き合っています。物質は、移動エネルギーを得て動き始めると、広がろうとします。しかし、引き合う4つの力により広がることは抑えられ、物質は元の大きさを保っています。その為、移動しようとする力に対して、物質が広がるのを抑える力は、ブレーキとして働きます。
今、図の通り物質がH粒子に囲まれ静止しています。物質に移動エネルギーを加えます。移動エネルギーは、左側のH粒子にはそのまま伝わり、お互いに消えます。そして左方向へ物質波は、c[m/s]で伝わろうとします。
上方に向くに従って、エネルギーがH粒子に伝わる量は減少し、H粒子が消える割合は少なくなります。真上のH粒子は全く消えません。
上方へ向くに従って、物質波の伝わる速度は、残ったH粒子に妨げられ遅くなります。この結果、物質波は直径c[m/s]で広がろうとします(詳細は下記を参照下さい)。しかし、物質同士引力により引き合い元の大きさを保ちます。お互いに引き合って元の大きさに戻るので、その戻る位置はc[m/s]よりも手前となります。これで、引力がブレーキとなっていることが分ります。
詳細な図を用いて調べます。mgの物質αは移動エネルギーを吸収します。移動エネルギーはRにあるH粒子と打ち消し合います。RにあるH粒子の内v/cを消すと、物質波はP方向へv[m/s]で伝わろうとします。v/cのH粒子を消すには
E=2πmv2
が必要となります。
O→R方向は、移動エネルギーがそのままH粒子に伝わり、v/cの割合のH粒子が消され、物質波はv[m/s]で伝わろうとします。
O→I方向(∠(π-θ))は、移動エネルギーはOH/ORしか伝わりません。
OH:OR=OI:OS、OR=OI,sinθ=OS/OR= OS/OI=OR/OH
従って、∠(π-θ)方向のH粒子はvsinθ/cの量が消されます。すると、物質波は∠(π-θ)方向へ、vsinθ[m/s]伝わることとなります。OQ= vsinθ[m/s]なので、物質波は直径vの球状に広がることが分ります。
直径vの球体の表面積Sは
S=πv2
です。一旦、この大きさに広がった物質が引き合い、U位置に収縮しβとなると考えます。Uの位置はどこでしょうか。OとPの位置の物質のみで考えます。P位置の物質はv2のエネルギーを持ちます。O位置の物質のエネルギーは0です。この2つが引き合うと、それぞれが持つエネルギーは(v2)/2となります。速度はエネルギーの平方根に等しいので、その速度はv/√2[m/s]となります。よって、Uの位置はv/√2[m/s]であり、粒子同士が引き合うブレーキにより、速度v[m/s]より減速されています。
αとβは、0波を交換し合うことにより抵抗波を共有します。1/2の時間抵抗波が消えるので、お互いの方向へ物質波αとβは伝わることが出来ます。光速物質は物質波が移動波を含んだものです。移動波は次々と抵抗波を打ち消して行きます。そして物質波は、移動波の進む方向へ伝わることが出来ます。移動波は、1つの抵抗波と一緒になり抵抗を打ち消します。その間物質波は伝わることが出来ます。
移動波は抵抗波と別れ、次の抵抗波と一緒になります。そうして物質波は次々と伝わって行きます。光速物質は抵抗波と移動波と物質波が一体となったものです。この状態では0波ではないので他の物質と抵抗波を交換し合い共有することは出来ません。従って、光速物質になると引力は働かなくなります。
物質αのエネルギーは
E=4πmc2
です。速度vで移動させる為に必要なエネルギーは
E'=4πmv2
です。従って物質の内v2/c2は光速物質となっていて移動しようとし、残りの1-v2/c2が静止物質であり引力を生じます。従って、物質αが速度vで移動すると、
α物質の内の静止物質(1-v2/c2)mg
β物質の内の静止物質ng
間で、0波を交換し合い引力を生じることとなります。