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超ひもの網は相対的静止系である

T.私の疑問

疑問 私は次のことを疑問に思い、真剣に思考した結果「超ひもの網」に辿り着きました。
@どうして、速度の上限は光速なのでしょうか。
Aどうして、光は真空中を一定速度の光速cで伝わるのでしょうか。
Bニュートンのバケツは、何に対する回転速度に応じて水面に凹凸差が出来るのでしょうか。
C加速する自動車の中で、この車は静止していると強く念じると、今まで体に掛っていたGは消えるのでしょうか。
Dどうして、真空に強い光を照射すると電子と陽電子が対生成するのでしょうか。
Eどうして、物質と反物質が衝突すると光を放射して対消滅するのでしょうか。
Fどうして、物質とエネルギーは等価なのでしょうか。
Gどうして、「光速度不変の原理」が成立するのでしょうか。
Hどの様な仕組みで、時間や空間が変化するのでしょうか。
I「真空の相転移」とは何でしょうか。
J「自発的対称性の破れ」とは何でしょうか。


U.「超ひもの網」と言う解

超ひもの振動  次は、@からJの疑問に対する解決策です。
@真空中には「超ひもの網」があります。超ひもの振動自体が光速cで伝わります。ですから、光は真空中を光速cで伝わります。

A物質も本来その上を光速cで伝わろうとしますが、「超ひもの網」にはヒッグス場があり、物質が動くとヒッグス粒子が生じまとわり付き物質は動き難さ(質量)を与えられ、光速未満でしか動けません。

Bこの様に、物質は「超ひもの網」に対して移動すると、慣性質量を与えられます。ですから、この「超ひもの網」に対してニュートンのバケツが回転すると、中の水は慣性質量を与えられ慣性力により外に飛び出そうとします。それをバケツの側面が押えるので、水は盛り上がり水面に凹凸差が生じます。

C「超ひもの網」に対して加速運動すると、物質にGが掛ります。ですから、「超ひもの網」に対し加速運動する車の中で、幾らこの車は静止していると強く念じても、体に掛ったGは消えません。

D真空中には振動していない「超ひもの網」があります。光も超ひもの振動です。ですから、振動していない「超ひもの網」(=真空)に光としての強い振動を与えると、「超ひもの網」が振動を始め、電子と陽電子としての振動になります。

E逆に、電子と陽電子としての振動を一緒にすると、光としての振動になります。従って、電子と陽電子は消えた様に観測されます。

F物質も物質を動かすケージ粒子(エネルギー)も「超ひもの網」の振動です。ですから、物質としての「超ひもの網」の振動が、エネルギーとしての「超ひもの網」の振動に変換されます。当然、逆も起こります。

Gこの様に、物質もそれを動かすエネルギーも「超ひもの網」の振動です。ですから、それらが移動速度や伝わる速度が光速を超えることはありません。高速で移動する物質にエネルギーを加えても、加えるエネルギーも光速が限界なので、物質の速度が光速に近づくに従いエネルギーを加え難くなります。そして、幾らエネルギーを加えても、物質は光速を超えることはありません。

 ですから、「超ひもの網」上を伝わる速度が光速に近づくに従って、物質は動かし難くなります。時計を構成する粒子が動き難くなるので、高速で移動する時計は遅れます。
 vで移動する粒子は静止時の√(1-v2/c2)倍しか動かないので、質量が1/√(1-v2/c2)倍に増えた様だと言います。これを相対性理論ではm=m0√(1-v2/c2)と表現します。
 ですから、vで移動する時計は静止時の√(1-v2/c2)倍でしか動けないので、1秒間に√(1-v2/c2)秒を刻みます。故に、時間の座標の変換式は
t'=t√(1-v2/c2)
です。

 一方、「超ひもの網」上を原子が高速移動すると、電子が動き難くなり回転速度が落ち遠心力が弱まり原子核の電磁気力に引かれ、より小さい軌道を回る様になります。この仕組みにより、vで高速移動する物質は進行方向に√(1-v2/c2)倍収縮します。これを「ローレンツ収縮」と言います。
 vで移動する定規は、進行方向へ√(1-v2/c2)倍収縮するので、距離は逆に1/√(1-v2/c2)倍長く測定されます。その間、観測者自身がvt[m]移動しています。ですからX軸(進行方向)の距離の変換式は
x'=(x-vt)/√(1-v2/c2)
です。Y軸Z軸方向には変化がありません。ですから
y'=y、z'=z
です。時間と3次元の変換式をまとめると「ローレンツ変換」になります。
 物質がこの様に変化すると、光速度を遅れた時計と収縮した定規で測定するので、「光速度は不変」と観測されます。

Hですから、高速移動によって時間や空間自体が変化しているのではありません。物質が上記のとおり変化しているのです。また、時間や空間には実体がなく構造を持たないので変化する仕組みは未来永劫説明出来ません。

I真空中に振動していない超ひもがあります。「超ひもの網」が形成される以前は、振動していない超ひもが、バラバラに飛び回っている対称性の高い状態でした。「超ひもの網」が形成された後は、超ひもは中心軸にキチンと並んで網状に結び付き対称性の低い状態となりました。相転移とは、対称性の高い状態から低い状態に転移することを言います。真空が対称性の高い状態から低い状態に転移したので、これを「真空の相転移」と言います。

J宇宙のエネルギーが低下し、一本の超ひもが中心軸を決めると、他の超ひもはそれにならって次々と規則正しく並び網状に結び付きます。これを「自発的対称性の破れ」と言います。


V.相対的静止系

振動していない超ひもの網  以上です。私の「超ひもの網」は、相対性理論が否定する「絶対静止系」ではありません。何故なら「超ひもの網」が空間中をどれだけの速度で移動しているか分からないからです。

 空間自体に原点Oの印を付けることは出来ません。また、ここが原点Oであると指さしても、指自体が動いているかも知れません。ですから、「超ひもの網」は「相対的静止系」です。