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プロローグ



 高校時代、初めて光速度不変の原理に触れ、大変摩訶不思議な感覚に囚われました。何しろ、自分と並走する光を見ると私の時間はゆっくりと経過し、自分に向かってくる光を見ると時間は速く経過すると言うのですから。
 また、同時代、私が私であることが大変奇妙でした。何故、私は他人ではなく私なのでしょう。他人は、私と同じ様に何かを感じているのでしょうか。他人の脳と自分の脳を脳梁と同じ神経細胞で繋ぐと、私と他人は一つになるのでしょうか。
 しかし、大学を出て就職すると、日々の情報戦争に追われ、その様な不思議感は忘れていました。この度単身赴任を拝命しました。寒さの厳しい夜一人で居ると、無性に「真理」が恋しくなります。そして、忘れていた「懐かしい疑問」がこの胸に満ちて来たのです。
 雪がしんしんと降る夜、我を忘れ鉛筆とノートだけを武器とし、難問に挑みました。2年間の格闘の末、難攻不落の疑問は終に私に優しく微笑みました。それは、至福の瞬間でした。
 私の会得した解を平易な言葉で皆様にお伝えすべく、このホームページを立ち上げました。《光速度不変の原理&私は誰か》をご一読下されば幸いです。