• CATBIRD日記 (物理・数学・歴史・哲学・宗教の未解決問題を扱ってます)
  • 何故、入学式には桜が満開なのか

     入学式と言えば、校門から入ると校庭に咲く満開の桜に迎えられたのを思い出す。咲いたばかりの桜の花に、入学を歓迎されている気がして、新鮮でわくわくした気持ちになる。桜が満開となるのは、一週間位なものであるが、入学式によく満開となるものだと、その当時は感心したものである。
     しかし、入学式に桜の花が咲くのは偶然であろうか。

     入学式は、4月7日が一般的である。過去のデータを見ると、その日に桜が咲いているのは関東以西である。官公庁は12月が締切日となり、三ヶ月掛けて書類上整理を行い、3月31日でそれが終了する。従って、会計期間は4月1日から翌年の3月31日となる。それであるなら、入学式は普通に考えれば4月1日であるはずである。しかし、4月1日では関東地方ではまだ桜が満開となっていない。従って、東京で新一年生を満開の桜が迎える様に、入学式をわざわざ一週間ずらした可能性がある。

     それとも、新年度になって入学式の準備をするのに一週間必要であっただけであり単なる偶然なのか、または丁度4月7日位に咲く「そめいよしの」を校庭に植えたのか、または4月7日位に咲く様に品種改良を行ったのか。