宇宙の温度の低下に伴い、それまで飛び回っていた真空(偽の真空=エネルギーの高い真空)が固定された真空(真の真空=エネルギーの低い真空)になった(「真空の相転移」と言う)ので、その運動エネルギーが光として放出され、真空に入射して物質と反物質が対生成されました。 対生成された物質と反物質が衝突して対消滅し、エネルギーが放出され宇宙が膨張しているのです。