• CATBIRD日記 (物理・数学・歴史・哲学・宗教の未解決問題を扱ってます)
  • 円形をした南極大陸の中心に南極点があるのは何故か

    地球儀

     子供が地球儀を欲しいと言うので買ってやった。その地球儀を見ていると飽きが来ない。アフリカ大陸の左側の海岸線とアメリカ大陸の右側の海岸線が似ていることから、大陸移動説を発見したこと、ハワイ島がマントル対流に乗って移動し日本列島にぶつかり伊豆半島となったこと、 インドがユーラシア大陸にぶつかり、ヒマラヤ山脈を作ったこと等等を思い出す。そして、また色々な発見がある。

    南極大陸

    南極大陸

     南極大陸はほぼ円形をしており、南極点がその中心にある。地球の自転により回転しているその姿は、まるで独楽のようである。南極大陸の中心に南極点があるのは、単なる偶然であろうか。
     1つの可能性としては、次の通りである。回転する独楽の回転軸を傾けても、すぐに元の位置に戻る力が働く。詳細は何故、回転する独楽(こま)は倒れないのかを参照下さい。

     従って、一旦独楽の回転を始めた南極大陸は、マントル対流によりどちらかに移動する力が働いても、元の位置に戻る力が働く。

     若しくは、次の様にも考えられる。南極の氷の厚さは二千メートルになる。南極大陸の土の地面の大半は、海の下である。従って、単に気温の関係で南極点を中心とした等距離に氷があるので、南極大陸は南極点を中心とした円形をしているだけなのか。

     どちらにしても、円形をした南極大陸の中心に南極点があるのは、偶然ではない。