「不確定性原理△E×△t>h/2π」の数式の意味を検証します。
「エネルギーと時間の不確定性原理」とは、「@ごく短時間であれば粒子は通常よりも大きなエネルギーを持つことが出来る」の意です。
「△E×△t>h/2π」では、「粒子は幾ら長い時間でも幾らでも大きなエネルギーを持つことが出来る」となります。エネルギーはh/2πより大きいのですから。ですから、この数式では意味をなしません。
ですから、@の意であれば「△E×△t<h/2π」でなくてはなりません。これで、時間tが小さければ小さい程、エネルギーEは大きな値を取れます。
物質粒子は1[rad]振動する間は、「ヒッグス場」の影響を受けず質量は与えられません。ですからその間、光速度cで移動することが出来ます。π中間子が1[rad]振動する時間と、陽子と中性子間を光速度cで移動する時間が等しいことからも、π中間子は1[rad]振動するまでは光速度cで移動していることが分かります。
Avで移動する粒子の持つエネルギーE=m0/√(1−v2/c2)です。本来質量のある粒子が1[rad]振動する間は光速度cで移動するのですから、その粒子が持つエネルギーは計算上莫大なものになります。しかし、粒子は1[rad]振動するまでは質量が0なので、Aの計算式に従いません。これを「仮想粒子」と言います。
ですから、正しくは「△E×△t<h/2π」です。これを「kothimaroの不確定性原理」と呼びます(2019/06/11pm19:46)