宇宙は11次元まであるか

 我々が認識出来るのは、3次元の空間と時間を加えた4次元の時空です。ですから、この4次元は現実に存在しています。
 しかし現在の物理学は、11次元まで使わないと現象を矛盾なく説明出来ないのです。これはどうしてでしょうか。

 時空の次元が多く、即ち変数を多く使える程、物理現象は説明し易くなります。逆に、少ない次元で物理現象を説明するには、大きな困難が伴います。

 例えば、平面で一筆書き出来ない図形でも、立体でなら簡単に描くことが出来ます。平面に無限長の線を1本引きそれが行き止まりとしても、立体でなら線を跨いで簡単に超えることが出来ます。

 ですから、現在11次元の時空を必要としているのです。しかし、真理は4次元であらゆる物理現象を矛盾なく説明出来る理論です。
 何故なら、認識出来ないものを使うことは科学たり得ませんから。それは、神・超能力・奇蹟等を使って現象を表現することと同じです。

 故に、現在のところ11次元を仮設しているだけで、実際に次元がそれだけあると言う訳ではありません。